ueki1: 2008年9月アーカイブ

勧められるままに、生命保険に加入たものの、10年~20年後になって、「この保険に入って失敗した!」・・・ と、なっても遅いのです。失った時間は戻ってきません。

 では、どんな保険に入っていた方がそう思ったのかを聞いてみましょう。

 

1、会社が赤字でリストラに (男性47歳、サラリーマンの場合)
 会社が赤字で業務縮小になり、リストラに遭った。毎月の保険料を低くする為、医療保障だけを残して他の保障を解約しようと考えました。早速、保険の担当に相談をしましたところ、7年前に加入した保険では出来ないこと分かりました。加入した時は「この保険が良い」と思って加入しましたが、もしも、この事を知っていたらこの保険には加入していなかったと思います。

 

2、定年を迎え気がついた時には遅かった (男性61歳、年金生活者)
 35年間1つの会社で勤め上げ、昨年定年退職を迎えました。13年前に見直した生命保険も満期になり安心できると思っていましたが・・・。満期になったら保障が下がることは、見直しする時に説明を受けたような気がしていました。いざ満期になって後の保障を確認してみたら葬式代が不足していることが分かった。こんな保障額だったら安心して葬式をだすこともできない・・・

 

3、保障内容の事しか考えなかった・・・ (52歳、主婦)
 10年前、上の子供が高校1年の時に大きな保障の保険に切り替えました。毎月の支払いもそんなに大きくはありませんでしたが、今年の更新で、毎月の支払いが2万3千円から6万7千円なる通知が来てびっくりしています。夫は56歳、これからの事を考えると、介護とか三大疾病を削ることは出来ません。保障を下げると毎月の支払いは低くなるのですが、保障下げると不安です。夫の年齢でどのくらいの保障が必要か本を読んでも書いていないし、聞く人もいないので、途方にくれています。

 

4、5年前に子供が生まれて保険に入ったのですが・・・ (33歳、主婦)
 5歳と3歳の母親。幼稚園で知り合ったお母さんと保険の話になって、設計書を見てみました。今の保険料は2万1千円で支払える金額なのですが、5年後には2万9千円に、ところが子供達が大学生の15年後には、毎月の支払いが5万2千円にもなるのです。保障内容は良いので、下げたくはありません。子供にお金がかかる時期に、毎月の支払いが5万2千円になるのは辛いのです。こんなことだったら、加入する時にもっと良く考えておくんだった。


あなたが加入している生命保険。

10年~20年後に失敗したと思わない為にはどうすれば良いか?

気になる方は、こちらをご覧下さい。

あなたの加入中の保険はどんな保険ですか? と聞かれていったいどれだけの方が正確に答えることが出来るでしょうか? 一生涯の内に1500万円~2500万円も支払う生命保険なのに・・・・

だから加入中の保険の内容を知ることはすごく重要なんです。

加入中の保険証券の内容を確認してみては如何でしょう?

 

1、保障内容はどうか?
 死亡保障を例に取ると、小さいより大きい方がよい良いと思いがちですが、社会人になって始めてはいる保険で1000万円までの保障は必要ではないと私は考えています。社会人になったら責任があると言っても、多すぎ! 葬式を出す親が1000万円を受取って親は喜ぶであろうか? 独身のあなたが入っている保険の死亡保障額はどのくらいでしょうか?確認してみてください。

 

2、保障期間は?
 結婚をして家族が出来て、稼ぎ頭のご主人に万が一の時に、残された子供と奥様の生活の為にはどのくらいの保障期間が必要でしょうか? オギャーと生まれた子供が社会人になるまの20~30年かかり、その間の生活費が必要になります。しかし、加入中の保険が10年間の保障しかなかったらどうします? 10~20年間分が不足します。奥様が苦労してパートで稼いでも知れています。今入っている保険の保障期間は安心できる期間になっていますか?確認してみてください。

 

3、支払い保険料はいくら?①
 一生涯で一番お金のかかる時期はいつでしょう? そう!それは子供が高校・大学へ進む時期です。2人~3人兄弟ですとその費用は、×2倍、×3倍となる訳で、お父さんはにとっては一番大変な時期になってきます。そんな時に加入中の保険の更新時期になるわけですが、保険料は今までの2倍から4倍になる場合が有ります。つまり、今まで保険料が2万円でしたら4万円~8万円となるわけです。今入っている保険は安心できる保険料でしょうか?確認してみてください。もちえろん、保障は下げるわけには行かない時期です。

 

4、支払い保険料はいくら?②
 長年勤務した会社も定年退職を迎え、これからはゆっくりした老後を過ごせると決め込んでいるあなた! 安心してはいけません! 毎月の支払いはまだ終わりません。加入中の保険によっては、毎月の支払いが続くの場合が有ります。つまり、収入も無いのに2~4万円の保険料を毎月支払わなければならないと言う事なのです。確認してみてください。


さっそく、生命保険の保険証券を引っ張り出して、見てみようと考えたあなた! その前向きな姿勢はすごく大事なことです。

でも、どうしても解からないという方はこちら。

 

 

生命保険で"保障内容"のお話しをすると、頭が痛くなるほど難しいと思いがちですが、生きる為に必要な保険を考えると、6種類に分かれます。

 

1、死亡整理費用、葬儀費用等の為に準備する終身保険。

2、ご主人に万が一の時に残された家族が生活する為に準備する収入保障保険。

3、入院した時に必要になる医療保険。

4、これからの日本は老人社会。介護が必要になった時の為に準備する介護保険。

5、老齢化社会を迎えるにあたり自己防衛の為に準備する年金保険。

6、可愛い子供の進学費用の貯蓄の為に準備する学資保険。

 

今までの保険では、全部の保障を組み合わせた"セット"の保険でしたが、これからは、1つ1つ必要な保障を、必要な用途に合わせ、予算に合わせて加入する事ができます。

 

1、終身保険
死亡した時には遺族が保険金を受取り死亡整理費用、葬儀費用等に使います。保険金は、300万円から500万円くらいで加入する方が多い。「その保険だったら、入っているから大丈夫だ!」と、言う方が多いのですが、この保険の特徴は、支払いが完了した時点で、支払い保険料の合計よりも解約した時の払戻金の方が多くもらえる事です。(但し、保険会社、商品によって違います)また、払戻金は年金として貰うことも出来ます。つまり、死亡保障付きの貯蓄として使えると言えます。

 

2、収入保障保険
死亡した時に遺族が保険金を受取るわけですが、保険金を一括で受取るのではなくて、"毎年"又は"毎月"亡くなったご主人の給料の代わりに受取れます。例えば、満期を定年退職の60歳にすると、定年退職までの間に給料の代わりに受取れます。また、保険会社によっては、満期までにもらう保険金を全額受取れたり、受け取り期間を短くして1回の受取額を大きくすることが出来ます。つまり、子供の成長や家計の状況によって、受取りかたを選ぶことが出来るのです。(受取り期間を短くした場合、受け取り総額は下がります)

 

3、医療保険
医療保障の内容は各社まちまちで解かりにくいのですが、若いうちに加入しておくと「わずか」数千円の保険料で入院1日当たり1万円の給付金を一生涯受取れる保険が有ります。解かりにくい内容の内、最低限一入院の日数、生活習慣病(成人病)の時の保障内容を確認しておきたいものですね。間違っても、「○○年毎に○○万円もらえる」等に惑わされてはいけません。また、一生涯に男性は2人に1人、女性は3人に1人発症すると厚生労働省で発表している"ガン"への準備も若いうちに済ませておくと安心です。

 

4、介護保険
これからは少子高齢化の時代です。特に不安なのは、公的介護保険の対応内容で、年々給付範囲は狭まって行くことは明白です。その為に60歳以降に要介護状態になった時に対応できる介護保険が必要になります。

 

5、年金保険
この保険についても、介護保険と同じように少子高齢化による自己防衛のために加入する保険です。目減りした老齢年金の補填分としての考えますが、銀行預金も低金利の時代、年金保険にしても選ぶ商品を間違えると大変な事になります。また、終身保険を貯蓄機能を上手に使って年金を確保する方法も有ります。

 

6、学資保険
学資保険は、子供の進学費用の貯蓄の為と言う方が多いのですが、保険会社によっては保障を重点にしているものもあります。目的によって貯蓄重視なのか、保障重視なのか選択を誤ると大変な事になります。また、終身保険を貯蓄機能を上手に使って学資を確保する方法も有ります。


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